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2010年5月20日 (木)

早すぎるフクロウ 困り者

 「ミネルヴァのフクロウはたそがれに飛び立つ」という言葉があります。

 ヘーゲルが、著書「法の哲学」で用いたレトリックで、フクロウは哲学、たそがれとは、人の晩年、または一時代の終わりを示唆しているといいます。

 歴史や世界の出来事は、終わりかけて初めて、意味や論理がわかるということを、哲学者特有(ヘーゲル特有?)の難解な言い回しで言ったようです。

 転じて、後知恵で講釈を垂れる人間を、「あいつはミネルヴァのフクロウ」とくさしたりもします。

 でも、飛び立つのが早すぎるのも困り者です。

 経済危機が訪れるたびに、自分は予言していたという人間が登場します。
 今度のギリシャ発危機も、数年前からユーロの脆弱性について指摘していたというアナリスト、経済学者がマスコミをにぎわせています。

 的中させたのはお見事。
 でも、言うのが早すぎます。

 自然災害ならともかく、投資の世界では、2~3年後を予想した警報は無駄なだけ。

 FXでいえばその間、マイナススワップに耐え続けて円をロングしていろとでもおっしゃるんでしょうか。
 いまから「いつか地球は爆発する」といわれているようなものです。

 天気予報のように、あすあさっての幅で的中させてくれないものでしょうか。
 「あすのナイアガラ確率はクロス円地方20%、降雨量は多いところで5円」のように。

 それなら、少々雨に降られてもあきらめがつきます。
 損きりという傘も持って出られます。



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