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2008年4月19日 (土)

リスク管理と来週の戦術

 今週は、円安で終わりましたね。
 欧米金融機関の決算内容が必ずしも良くなかったのに、株式市場は上げ調子。
 これをアク抜けと取るか、単なるアヤと取るか。

 判断尽きかねますが、米の大幅利下げ観測が後退したところを見ると、当面のトレンドと取っていいのかもしれません。

 ただ、そのトレンド。
 USDでラインを引くと、104円半ばというのは、まさに、1月の108円から、3月の95円までの、ほぼ75%のところです。

 昨日のNYは、ちょうどそのあたりではじき返されています。
 これが来週どうなるか、見てみたいと思っています。

 別の懸念材料としては、原油が連日、最高値を更新、バレル120ドルが間近と言うこと。
 新興国を筆頭に、米経済にとっても深刻なボディーブローです。
 上げ一方の相場というのもないでしょうから、いつかは下落局面を迎えるはず。
 となると、そのタイミングで、資源国通貨にも影響が出ます。

 オセアニアを長期保有するのは、剣呑だろうと感じています。
 値動きはまずまずですから、時間をリスクととらえ、スイングですっぱ抜く作戦を採りたいと思っています。

 問題は、ハイジを扱うときのように、100万単位ではポジを作れないことです。

 ハイジでももちろん、1日で数円下落することがないわけではありません。
 現に、昨年8月17日、95円→92円後半まで、下ヒゲを付けただけとはいえ、1日で3円近く変動しています。
 しかし、ほかの通貨に比べれば、まだボラは小さいと言えます。
 にもかかわらず、年初からのおつきあいを最近絶っているのは、100円アッパーでの値動きが、ここ10年のチャートにないからです。

 そうすると、次の視野としては、USDか、オセアニアかということになります。

 どちらも、ボラはハイジに比べればはるかに大きく、1日1円~2円。
 殺人通貨の異名を取るポンドには引けを取りますが、100ぴぴ程度の値幅なら、当日中は無理としても、1~2日で稼げます。

 しかし、予期せぬ変動は、常につきものです。
 災害と暴落は、忘れた頃にやってきます。

 よく引き合いに出されるのが、10年前のLTCM破綻です。
 「2日間でドル円20円下落」という、ナイアガラと表現するのも舌足らずに聞こえてしまう変動があったのは事実です。

 そこまでの底抜け的暴落は早々ないにしても、昨夏のサブプライム問題深刻化以来、数カ月に一度、1日に数円動くことがまれではなくなってきた感があります。

 運悪く、そんなときに100万単位のポジを抱えていたら、どうなるか。

 1日で下落が止まればともかく、数日下げっぱなしとなったら、証拠金は耐えられても、ノイローゼになってしまいます。

 また底打ちして反転すると分かってはいても、我慢しきれず、損切りに走るでしょう。

 そうならないためには、やはり取引ボリュームを抑えて、レバを低めに保っておくにしくはありません。
 特に、一瞬明るい日ざしが見えたかに見える、サブプライム問題に揺れる現在の相場とつきあっている身としては、逃げ道は常に確保しておく必要があると思っています。

 押し目待ちに押し目なし、という格言があるそうですが、それでも来週は、下げたところを見計らって、外貨でロングを作ろうと考えています。

 対象は、オセアニア。キウイを見ています。
 79.50で指し値。
 取引量を20万にするか、50万にするか、考え中です。

 さらに3円下がったばあい、週足のトレンドラインの下限。
 そこを下回ったら、損切りすることになるでしょう。
 でも、意志が弱いので、ナンピンでしのぐかもしれません。

 今月、あと10日。
 まったく手出しをしないというわけにも行きません。
 さびが浮き始めたやりを磨く、太平楽の武士の気分です。



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