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2008年3月23日 (日)

ガソリン

 いやはや、スタンドに行くと、千円札があれよあれよ。
 風に舞うがごとく飛んでいきます。

 満タンでも25リッター。
 それしか入らない軽自動車ユーザーです。
 でも、ガス代は毎月エライ金額になります。

 ハイオク指定、3ナンバーなんて方々。
 この原油高の局面、いったい、どうしのいでいらっしゃるのでしょうか。

 お察し致します。

 ただ、一筋の光明が見えてきました。
 民主が、租税特別措置法の、道路特定財源の、暫定税率延長に難色を示しているおかげで(なんて長い前置き)、来月1日から、リッター25円下がる線です。

 ガソリンは出荷時に課税されるため、3月出荷分がスタンドの在庫になっているうちは下がらないのですが、それがはけたら、一気に値下げ。
 軽油は販売時課税なので、4月1日からジャスト値下げです。

 スタンド、長蛇の列確定です。
 こればかりは、エイプリルフールじゃありません。
 本当の話です。

 でも、最近、容器売りはしてくれないので、しょせん恩恵は、満タンまで。
 それで暫定税率元に戻ったら、実態はともかく、消費者にとっては単なる値上げですから、与党支持率爆下げ必至。

 ここぞとばかりに総選挙モードへなだれ込むことでしょう。

 地方は、道路財源がなくなると言って、大騒ぎしているようですが、道路が欲しいのか、工事が欲しいのか。
 その線引きがよく分からないから、ごねる民主に支持が集まるわけです。

 この間の日経に、宮崎県で、難病の子どもを山奥から県都まで、2時間かけて運ぶ親御さんの話が出ていました。
 高速さえあれば、30分で運べると、特定財源の死守を訴える話でした。

 衆院の予算委員会では、すれ違いができず、救急車とバスが山間部の隘路で立ち往生しているパネルを、自民の議員が掲げて、特定財源の必要性を訴えていました。

 そうまでして、なぜ山奥に住まにゃならんのだ?

 素朴な疑問がわきました。

 ユニバーサルサービスには限度があります。
 人里離れた山奥に住むのは自由ですが、その自由に行政サービスをあてはめるコストは、だれが負担するのでしょう。

 欧米では、役所の周りに住民を集めてしまう移住作戦を採るところもあります。
 端的に言うと、冬であれば、山奥の一軒家まで、日夜除雪費用をかけていられないからです。

 人為的に人口を密集することによって行政コストを削減するという同じ方策を、日本がとってもいいのではないかと、思っています。 

 ただ、副作用として、老人の死が、確実に早まります。
 いい例が、阪神大震災です。
 復興住宅へ入った老人は、生活環境の激変と、孤立に襲われ、バタバタ、と表現してもいいほど、次から次に死んでいきました。

 住み慣れたところを引き払い、新しい土地で人間関係を築き治すストレスは、思った以上にしんどいです。
 転勤族なら自覚できますか。

 仮に若くても、結構きついものがあります。

 まして、集合住宅にでも住もうものなら、上下左右に気を遣いながらの生活になり、ストレスに拍車をかけることになります。

 そうしたデメリットと、コスト削減のメリットを、どの程度調和させるか。
 考え時に来ているのではないかと感じるときがあります。

 一概に、道路さえ造れば生活が良くなるというものでもないと思います。

 鉄道なり、空路なりで代替できる場合もあります。

 併走する4車線の国道を、まばらな車が時速80キロ以上で飛ばす北海道。
 なのに、その横にがらがらの有料の高速道路が走るという、倒錯した光景もあります。

 やっぱりここは、暫定税率をいったん廃止し、真に必要な道路とは何かと精査する時期に来ているのではないでしょうか。

 道路を新しく造るだけではなく、いまあるものを維持管理するだけでも、大変な費用が必要になると思うのですが、その工事だけで満足できないのでしょうか。

 首をかしげるばかりです。

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コメント

凛々坊さん。おはようございます。
ガソリン。まったくねえ…私は郊外店勤務なので、車通勤ですから、少しでも安い時に入れようと、毎日GSの看板とにらめっこですよ(笑)

道路の問題って、結局政治家(屋)にとって儲かるかどうかの問題ですよね。
それを、味方になる人(例えば東国原)を見つけ出して、住民のため、国民のためって。
きっと他の問題ではそこまでケアできないって言い切りそうな所まで、こっちの話では持ち出すんですよ。

もし、道路になんか金を出せないって言うのが儲かる手段になったら、どうなるか?
「国民はここに集まって住みなさい。それが嫌な人は御勝手に。ただ、道路は自分で直して下さい」
って、そういう言い方をする可能性があるな。

投稿: 千年猫 | 2008年3月23日 (日) 06時42分

千年猫様

 同感です。
 普段、住民の訴えには「レアケースには対応しない」だの、「特定団体とは交渉しない」だの言ってるくせに、道路やダムや新幹線となると、利用者がたとえわずかでも喜んで作りまくる。
 下品ですね。
 リヴァイアサンたちは、自分の泳いでいるこの日本という海そのものが干上がりかけているという事実に、気がついていないか、目を背け続けているのでしょうね。

 海がなくなったら、みんな生きてはいられないのに。

投稿: 凜々坊 | 2008年3月24日 (月) 01時43分

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