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2008年1月28日 (月)

かの地は遠し

 為替の「か」の字も知らないはずなのに。

 ポンドが安くなるのを見抜いたかのように、子どもたちが言い出しました。
 「イギリス行きたいです」

 留学したいと抜かします。
 小学校低学年のくせに、言うことが太いわ。

 「面白そうだから、行ってみたい…」
 「行かせてください」

 なにが面白いもんか、あの国が。

 メシはまずいわ
 人は融通きかないわ
 官僚主義の権化だし
 なにをするにも高い
 そのくせ過去の栄光が染みついているもんだから、やたらえらぶりたがる

 どうせ行くなら、アジアにしろと言ったのですが、余り気が乗らない様子。
 「友達が行くから行きたい」
 要はそれだけ。

 日本版パブリックスクールのような所を、自分で選んで入ってしまったガキども。
 そこの人民集会で、夏に行くことを、決めてしまったんだそうです。

 その延長線上で考えれば、自分たちのシステムの、先祖返りとしてのイギリスのそれに目を向けるのは、一種当然なのかも知れません。

 しかし、あちらさんのパブリックスクールは、いわば貴族の師弟が、ノブレス・オブリージュを学ぶためにあると言っても過言ではない存在。

 日本人は、まだ、そういうメンタリティーをバックボーンに持っていない。
 成り金が背伸びしていく所じゃありません。

 金も爆裂にかかります。
 ポンドがなんぼ安くなったとはいえ、まだイギリスは物価高。
 子ども料金とはいえ、往復の交通費だけで20万円がとこ飛びます。
 滞在費も含めれば、一人50万円。

 小遣いは月300円です。マルカワガムが1日一個買えると、大喜びしています。
 1円もらっても、1万円もらっても、「お金だあ~」という感覚しかない彼ら。
 だからこそ、平気で渡航させてくれと言うのかも知れません。
 が、隣村に行くのとはワケが違うと言うことを、どう理解させたものか。

 どうせなら、アジアの農村で2~3年、牛追っかけながら、自分でコメを育ててこいと思うのですが、彼らの導き方をどうしたものか、悩んでいます。

 …彼らに金貸して、FXを手ほどきしてやった方が、飲み込みが早い分、稼げるかなと、思ってみたりする、不良親父です。

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