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2006年6月25日 (日)

24時間市場が開いていると言うことの意味

 FXについての本や資料を見ると、必ず書かれているのが、週末をのぞいて市場が閉じるときがないというメリットです。

 でもそれは、逆に言うと、FXに手を染めた人間は、24時間市場の動きを注視していなければならないと言うことの裏返しでもあります。

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 株ならばせいぜい、前日の海外市場の動きを結果としてふまえておけばいいのですが、FXはそうはいきません。

 常時変動する相場は、すなわちポジを抱えている限り常時損益が変動すると言うことであり、ポジを抱えていなくても、インターバンクという市場が開き続けている限りは、チャンスが来ればポジを立てなくては利益を得るチャンスが減ると言うことでもあります。

 俗に株よりもわかりやすいといわれているFXですが、この点は、手がけてみて始めて分かるデメリットかも知れません。

 ライブドアや村上ファンドのように、株式市場は公正さが期待できないだけFXの方がマシ。そういう意見も確かにあります。

 ただFXは、我々個人投資家よりも早く情報をつかめる機関投資家が、単なるうわさ程度の内容で売買をしてくる非常に投機性の強い市場でもあります。
 私ら個人のトレーダーは、そのおこぼれをもらっているだけに過ぎません。

 それでもまだ、値動きがある程度読めるという点で、私は株式市場よりも零細投資家にとっては取っつきやすいのではないかと思っています。

 株も手がけたことはあります。
 夏休みを利用して、単位株でいったん50万ほど利益を出しましたが、仕事が激しくなってくると、ずっとPCに張り付いていられないので投信に移行。
 日経平均が8000円台になったときに300万買って放置。
 きょう計算してみたら、いつのまにやら1000万超えていました。

 これはもう、放っておけばどんどん増えるでしょうから、むやみに解約せず、老後のための塩漬けぐらいに考えています。

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 さて、オセアニア市場から東京市場、ロンドン、NYと、一日中回っている外為市場。

 FXを我がものにしようと思えば、必然的にこれらすべての市場の動きとおつきあいしなくてはならなくなります。

 IFD+OCOの自動売買は確かに便利ですが、あくまでポジを立てた時点での予想を基にしているだけのことですから、その後の値動きによっては柔軟に変更を余儀なくされます。

 一週間に一度しかPCを見ない、ポジを立てないというようなトレードの仕方は、実はまずいのです。

 四六時中、為替の動きが気になり、暇さえあればチャートを見る。
 携帯電話に外為ニュースを送る契約をしてしまう。
 帰宅したら反射的にトレードプログラムを起動させている。
 休みの日はもちろんPCの前に座りっぱなし。

 本当にFXで利益を出そうと思ったら、それなりの時間の費やし方が必要になります。
 リーマンが片手間でやるなら、うまくいってせいぜい小遣い程度のものにしかならないというのが実感です。
 仮に、何らかのイベントに乗って多額のキャピタルゲインが得られたとしても、私はそれは、単なるまぐれ当たりだったとしか思えません。

 守株のようなもので、万人に通用するやり方ではないと思います。

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 いままでやった限りでの感想ですが、大きく儲けに行こうとすると、たいてい失敗します。
 こつこつやるしかないようです。

 年間に稼ぎたい金額をあらかじめ決めておいて、一日の必要利益を逆算。

 チャートを見て、トレンドと直近1週間の値動きの幅を見定める。
 
 為替ニュースとレポートを確認し、予測を付けた値動きの幅と乖離していないことを見る。

 決めた値動きの最安値と最高値あたりに指し値とリミットを入れる。

 東京市場の動きをチェックし、上下動が激しくなければそのまま。動きが激しいようなら指し値あるいはリミットを見直す。

 ストップロスは必ず置く。直近2週間の移動平均線-10ぴぴで付けておく。

 成り行き売買は基本的にしない。値が噴いても下げても、追いつけない上、素りっぺー時が発生する以上、従前の指し値に任せておく。

 こんなところでしょうか。

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 何をしみったれたことを、というご批判もありそうですが、一攫千金は必要ないんです。
 日銭がきちんと入ってくるリーマンにとって、欲をかきすぎるのは厳禁。

 FXには、精神修養の効果もありそうです。

 さて、来週はFOMC。利上げは織り込み済みでしょうが、ほかの通貨がどう出ますか。

 一番簡単なのは、GBPが200円になってくれること。
 何も考えず100万£買って、金利が逆転しない限り放置しておきますが・・・。
 あいにく、当分そういう状況はなさそうですね。

 豪快な円高局面が来ない限り、レンジ内での神経質な取引におつきあいするしかないようです。

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